災害はいつ起こるかわかりません。
今後30年以内に東海から四国の太平洋側の広い範囲で震度7クラスの巨大地震がかなりの高い確率で発生すると予測されています。震度7クラスの首都直下地震も今後30年で70%以上の確率で発生すると言われています。
このような中、ひとたび災害が発生するとライフライン寸断による影響は図り知れません。 そのため、災害から自らの命を守るためには日頃からの防災・減災への取り組みが必要です。
どんな停電対策製品があるの?
弊社でお勧めする停電対策商品は、「スマートエルラインライト」です。
「スマートエルラインライト」とは、停電しても、①自動車 ②発電機 ③太陽光発電から電気を宅内に供給することが出来るシステムで、停電時、自宅で安心して「災害対策」が行えます。
ACコンセント100V、1500V搭載車があれば、普段ご使用の車から電気供給が可能です。
大規模災害が首都圏で発生すると、電気の復旧に約一週間、ガスの復旧に約二か月、水道の復旧に約一か月かかると言われます*2。
震度7クラスの首都直下地震では、最大61万棟の家屋が全壊・焼失し、死者は2万3千人、要救助者は7万2千人と見込まれます。また、発災のタイミングが昼間の場合、首都圏では約650万人の帰宅困難者が発生し、給水ポイントの大規模渋滞、取水制限は必至とされます*3。
成人の場合、体水分率は60%以上と言われ、体内のわずか16%(体重の10%)の水分を失うと生命維持が困難となります。現在、51.6%の家庭で水を備蓄しているとの調査報告がありますが、国の推奨している3L/日 X 5日分 1人当たり15L*4、4人家族の場合60L(2Lのペットボトル30本)を備蓄している家庭は5%にも満たない状況です。
加えて、災害発生時には怪我の介助や感染症予防を含めた衛生環境維持のためにも殺菌効果を持つ鮮度の高い水道水が必要とされます。
*2 内閣府中央防災会議報告(2016年)
*3 内閣府中央防災会議、東京大学生産技術研究所、東京都総務局総合防災部(2015年12月)
*4 内閣府帰宅困難者対策ガイドライン(2016年)
非常用貯水機能付き給水管「Multi Aqua」は、非常時に必要な飲用水、衛生水、生活水の供給を確保する商品です。
私達が生きるためには、飲料水だけでも一人一日3リットルが必要と言われています。
例えば、4人家族の場合、一日12リットルの飲料水が必要という計算になります。
「Multi Aqua」は、家にペットボトル飲料を備蓄するなどせず、水道水を貯め、必要な時に使用できるようになっています。
水道水をタンクに備蓄し、災害時にその備蓄タンクから飲料水を使用する仕組みですが、三層構造+内部循環構造により、水は空気に触れず、常に入れ替わっており、フィルターを介して加圧することで、きれいな空気で水を押し出し衛生的です。
日本の木造住宅の地震対策は、大きく分けて耐震・免震・制振があり、建物の耐震設計は地震対策の基本となります。その耐震設計に免震工法や制振工法をバランス良く組み合わせることによりより良い地震対策が可能となります。ここで、耐震構造・免震構造・制振構造、それぞれの違いをご説明します。
耐震構造
耐震構造は筋交いや面材耐力壁と耐震金物などで補強して建物を固くすることで揺れに対抗させ倒壊を防ぐ構造です。
この構造は、地震の揺れは建物にそのまま伝わります。
2階以上の階では1階に比べ、揺れは大きく激しく、室内の被害が大きくなります。
免震構造
免震構造は、建物と地面の間に免震層を設置して、地震による揺れを建物に伝えない構造です。
この方法は最大90%程度まで地震の揺れを低減することが可能になると言われ地震の揺れ対策として最善と言えるかもしれません。
しかし、設置するための諸条件やコストが高い事もあり、普及に時間がかかる事が考えられます。
制震構造
制振構造は、壁の中に制振装置などを取付け、地震や風により建物が揺れる時の振動エネルギーを熱エネルギーに変換し吸収することにより、建物の揺れを抑えたり損傷を小さくする構造です。
制振構造は、耐震構造と免震構造の中間的な位置付けとなり、設置費用や効果などを考慮した場合現在の住宅建築では最も有効な地震対策と考えます。
制震工法のメリット
制振構造は耐震構造と免震構造の中間的な位置付けであり、設置費用や効果を考慮した場合に最も有効な地震対策と考えられます。
また、建物にかかる地震が建物に加える力は、建物が支える重さに比例するので、2階に比べて1階の方が圧倒的に大きくなります。そこで本来は1階に多くの耐力壁が必要ですが、1階には玄関や窓といった開口部が多く、リビングなどの生活空間も広いため、多くの壁を設けることができません。このため一般的に1階の耐震性は低くなります。だからこそ、1階部分の損傷を減らすには、地震のエネルギーを吸収することが大切なのです。
次に費用対効果が高いといえます。
現在、一般的に制振ダンパーは最下階のみ用いられ、かかる費用は免震構造の1割程度です。ダンパーの種類によっては2階以上にも設置でき、さらに数を増やせば免震構造と同程度の低減効果を得ることができます。この場合でもかかる費用は免震構造よりかなり安価で、かつ維持管理も基本的に不要です。
さらに、制振構造は強風にも効きます。製品によっては生活振動や交通振動の低減にも役立ち、一石二鳥の効果を期待できます。
地震の国、日本。
我が国の住まいは、耐震安全性が基本で最も重要です。
だだし、耐震性は永遠に継続するものではありあせん。
繰り返される地震や台風などにより耐震性は徐々に弱くなります。
現代の住まいは、長期優良住宅や資産価値向上のための政策等で日本中が永く安心して生活できる住まい創りをめざしています。
だだし、残念ながら新築時の基準はあっても30年50年後の安全性についての明確なものはありません。
優れた耐震力で日本に広く普及している木造在来住宅、さらに一歩先の安心としてWUTEC-SFをお勧めいたします。
地震の揺れには、素早い揺れ(1秒前後の短い周期で揺れる=短周期振動)と、比較的ゆったりした揺れ(数秒以上の長い周期で揺れる=長周期振動)があります。WUTECのスケーリングフレーム構造は金属の変形を利用するので、どちらの揺れにも対応。中小地震から大地震まで、幅広く対応できます。倒壊を免れることはもちろん、建物の変形を抑える事が出来るので、修繕コストの低減や、家具の転倒・飛散による被害の軽減も期待できます。
地震には、一番大きな揺れである本震とその後繰り返される余震の2つがあります。本震に対しては、現在の建築基準に従い建築された住宅は、倒壊の危険から回避することを見込めますが、余震に対しては構造駆体へのダメージが蓄積して強度が落ちてしまいます。WUTEC-SFを組み入れることによって本震だけでなく、繰り返される余震にも対応。制振効果を加えることで蓄積される建物へのダメージを軽減します。
耐食性にすぐれ、環境にも配慮した溶融亜鉛スズ合金を採用。一度組み込んでしまえば、その耐久年数は100年以上。半永久的に地震への高い性能を保つことができます。もちろん、メンテナンスも不要。子どもや孫の世代までずっと安心の住まいを守り続けます。
金属は気温変化によって硬くなったり、柔らかくなったりすることなく、その強度に変わりはありません。一年中どんな季節に地震が発生しても、同じ性能を発揮することが金属の強味です。もちろん、温暖地域・寒冷地域などお住まいの場所も問いません。
WUTEC-SFは広く普及することを目的に研究を重ね、たしかな原理に基づきながらもシンプルな構造設計によって開発されました。そのため、アルミニウムをはじめとした建築指定材料を使用しているにも関わらず、低コストを実現しています。